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about NAGAO

ながおの家づくり

豊かな森の贈り物
美しき「住空間」

鳥取県は全国的に見ても日照時間が少なく、雨や雪の影響を受けやすい地域です。雨を配慮した軒の長い屋根、雪を意識した屋根勾配の角度、或いは室内の高い湿度等、設計時に配慮すべき問題は多いのです。
ながおは四季の変化を考慮し、それぞれの季節に調和した『和』の家を目指してきました。自然素材を徹底的に使用した空間は、心やすらぐ美しさを感じさせ、多くのお客様から賛同を得ています。

自然乾燥

ながおの木材加工の第一歩となる
原木の伐採は、
9月~12月の木々が
水の吸収を休止する時期に行います

腐りにくく、狂いの少ない木材とするために、伐採期にも配慮し、必要十分な自然乾燥を行います。外材を多用せず、この山陰の風土で育成された原木に注目して、雨や雪の多い山陰の気候風土に強い木造建築を目指していきます。

職人の技

ながおの木造建築は、
高い完成度と時代に合わせた
品質や技術を現代に伝えています。

ながおでは熟練した技術を持った大工が建設にあたっています。
大工棟梁の采配によって厳しい空気の中で高められ、携わる全ての職域にまで影響が及んでいきます。
一軒の家屋が完成に至るまでには、屋根職人、左官職人、内装職人など多くの職人達の協力が必要です。その全てが大工を始めとする職人たちの技量に掛かっているのです。
これらの高い技量を持つ職人の育成も含めて、ながおは常に高い目標を目指しています。

思い出をカタチに残す。
「欲しい」をつくる、ながおの大工。

ながおの大工は、思い出も大切に残します。
例えば、建て替える家の柱や梁、古い木製タンスや建具を、新しいカタチにします。
住まう家族の歴史や思い出を、新しい住まいでも一緒に過ごせるようリメイク家具としてお届けします。
また、規格住宅の押入れ収納を縮めて、仏壇を置きたい。神棚や収納棚をつけたいなど、規格に関係なくお客様の「欲しい」をカタチにします。新築・リフォームの際には、ながおの大工にご相談ください。

木材のプロがカタチにした、
銘木家具

ながおの大工は、木を活かすことを知っています。
国内産の銘木の持つ生命力と、木の優しさが同居する魅力を残し、ひとつひとつ表情が違う、世界に一つしかない家具をつくり、多くのお客様に木の良さを伝えてきました。銘木の表情を活かしながら、一点ものの愛着がわく家具づくりを心がけています。

在来工法

適材適所に使用する樹種を吟味する

柱や梁、桁などの構造材は、樹種によって強度や剛性が異なり方角によっても使用する材質を吟味する必要があります。
また、日本の木造建築は、木肌の美しさ、香気と共に耐力性能が求められます。
ながおは70年もの間木に携わり、在来工法のノウハウを蓄積しています。設計段階ではお客様の要望を大切にし、長く付き合える『木づくりの家』を目指しています。

耐震構造

近年の地震で倒壊した木造屋は、
現在の建築基準法に満たない
1981年以前の基準で
建てられた家屋が多いのです

ながおが長年手がけてきた木造住宅は、新しい建築基準法(新耐震基準)に則した在来工法型の木造建築で、十分な耐震設計の基に建てられています。
地震のみならず、台風などの風圧にも耐える「耐力壁」と呼ばれる壁を適切に配置しています。
在来工法で日本建築を設計するながおは、70年の研鑽と伝統、熟練した技術、そして経験豊かな知力を持っています。